パソコンでネットサーフィンをしている人は連想ゲームをしている、
とも言えます。
「麦茶」・・・
「麦茶 健康にいい」・・・
「麦茶 ミネラル」・・・
「ミネラル 欠乏」・・・
「ミネラル欠乏 病気」・・・
「麦茶 効果」・・・
「麦茶 激安」・・・
ある人の検索履歴はこんな感じかもしれません。
時に、思考がスキップしながら、
いつの間にか、
麦茶の購買に至ったようです。
もしかしたら最初は暑くて麦茶を飲んでいて、
麦茶についてぼーっと調べ物感覚で検索したのかもしれません。
本人のどこかに麦茶が身体にいいという思いがあり、
それを確かめるために「麦茶 健康にいい」と検索したのかもしれません。
人によっては「麦茶 健康」「麦茶 身体にいい」と検索するかもしれません。
あるいはいきなり思考が少し飛んで「麦茶 効果」と検索するかもしれません。
「麦茶 健康にいい」で少しお勉強をして麦茶には
「ミネラル」が豊富なことを知ったこの方は、
今度は麦茶を一旦離れ、ミネラルについて調べはじめました。
そしてそこで、ミネラルが欠乏したときにどんなことが起こるかを知り、
最近、ミネラル不足のような気がして、恐怖を感じます。
「そういえば最近立ちくらみをするな・・・」
などと考えたかもしれません。
人が動くのはプラスとマイナスの感情です。
マイナスの感情、つまりここでは恐怖を感じたこの方は、
そういえば麦茶を飲めばいいのでは?
という思考になります。
そして毎日買って飲むのも面倒なので、
まとめてネット通販で買うことにします。
人間の頭の中では毎日こんな思考の連想ゲームが起こっています。
ネットの検索履歴は人の頭の中そのものと言っていいかもしれません。
思考とマッチする切れ端が、
あなたが設定したキーワードや広告、ランディングページの中にあったとしたら?
次のアクションはあなたが狙ったとおりのものになるかもしれません。
どうやって人の思考が反応するキーワードを見つけるか?
その先を誘導できるか?
興味や探究心がプラスやマイナスの感情に刺激され購買意欲に変わる瞬間を捕えられるのか?
絶対的な答えはありませんが、
一つの答えはイチ消費者であるあなた自身のネット検索履歴に残っているかもしれません。
思わずモノを買ってしまったとき、
思わずサービスに申し込んでしまったときの履歴を見返すことはとても勉強になります。
一度、今この瞬間に試してみてください。
感想、相談、いつでもお待ちしています。