リスティング広告自体は需要を増やす広告ではなく、一定の需要があるなかでそのシェアを奪いう広告です。
これはリスティング広告自体が説得して、欲しくない人を買う気にさせたり、必要なことに自分で気がつかない人に売り込んだりすることには不向きであるからです。
そのためロングテール戦略(細かなキーワードを選定してたくさん設定すること)をきっちりやって、必要予算をしっかりかけて平均順位をあげても、いつかはその検索キーワードが持っている需要を掘り尽くしてしまうこともあります。この傾向はニッチな分野であればあるほどそうです。
しかし、扱っているものはキーワード、つまり言葉です。
ここに勝機があるのです。
言葉は常に新しく生まれており、旬な言葉も毎年違います。
つまり今トレンドなキーワードやまだあまり浸透していないがこれから一般的になって来るであろう言葉をキーワードに入れることにより、あらたな需要に手をつけることができます。
消費者に響くキーワードは日に日に変わっているからです。
またもう古くなった言葉はキーワードから外す必要があるかもしれません。
ビジネスで売っているのは商品やサービスそのものではなく、
言葉だと言うこと。
言葉は枯渇することがないということ。
リスティング広告を扱うとそれが顕著に反映されているため本当だと思い知らされます。
ある世代が多用する言葉は他の世代は知りもしないということは普通にあります。
あなたが経営者でないのであれば
あなたの世代の言葉さえ知っていれば困ることはないかもしれません。
でもリスティング広告を出すならそうはいきません。
あなたが仮に50代でもあなたの商品が若者向けなら
あなたは10代が使う言葉でキーワードを選ぶ必要があります。
あなたが男性でも扱う商品が女性向けなら女性が使うキーワードを設定する必要があります。
今あなたの対象としている顧客はどんな言葉に敏感か、
どんな言葉をよく使うのか観察してみましょう。
それが検索キーワードにも使われることは想像に難くないはずです。
キーワードを知るということは顧客を知り、言葉を知るということです。
あなたは言葉を、お客様をどれだけ知っているでしょうか。
知っている人はリスティングで成功できる人です。
あなたの広告設定、キーワード設定が今現在、最適かどうか、自信がない方はカウンセリングを行うことができます。ぜひご相談ください。