SEOとリスティング広告の根本的な違いは「競争」の違いにあります。
SEO対策、つまり検索エンジン対策は、ともすると被リンク合戦になりつつあります。
同じ内容で同じ信頼度のホームページがあれば、被リンク数が多く被リンクの質も高い方が検索エンジンの評価としては高くなります。そしてこの指標は、今後も変わらず検索エンジンのアルゴリズムで評価基準のひとつとなっていくと言われています。
そしてこの信頼度というのは被リンクの数だけでなく、
「歴史」がモノを言う部分があります。
つい5日前から被リンク数を構築しはじめたホームページと、
5年前から被リンク数を構築しはじめたホームページとでは、
どちらが信頼性が高いか?ということになります。
つまり被リンクの数は、
マンパワーは必要なものの、
あとからどうとでもなりますが、
「歴史」だけはどうすることもできません。
この点リスティング広告は今日作ったページでも10年前のページに一瞬で勝つことが可能です。リスティング広告の競争はクリック単価の競争だからです。
たしかにこれは費用の高騰というリスクをはらんでいます。ただしきちんとコントロールさえできれば、リスティング広告は、いまからビジネスをはじめる人であっても、老舗に対抗できる手段であると言うことを意味します。
特に昨今はビジネスモデルの寿命がとても短いと言われています。
そのため10年間の実績、歴史を待っていれば、
サイトの信用性は高まったとしても、肝心の商品やサービスの価値は陳腐化しているというリスクもあります。
つまりいま必要なことは出来るだけ早く実現した方がいいということです。
今したいことが早く潜在顧客に知ってもらうことであるなら、
リスティング広告は有用な武器となります。
WEBマーケティングの時代の流れもSEOからリスティング広告に流れていっているのはこうした背景があるからと言われています。
もちろんSEOも使い方によっては有効な手段です。
大事なのはどうやったら効率的・効果的に目的を果たせるかということです。
弊社ではあらゆるWEBマーケティングの手段から多角的に分析を行い、
お客様に最適な方法をご提案することができます。
マーケティング手法はそれ自体がコストを発生させますが、
それ自体が売上を何倍にもする可能性を秘めています。
つまりただのコストではないということです。
売上と費用という利益に直結する要素である、
広告宣伝費を何に使うかを今一度考えてみたいものです。