あなたは自分の商品やサービスを誰なら買ってくれると思っていますか?
誰に需要がある商品やサービスだと思っていますか?
男性・女性というレベルではありません。
若者やお年寄りというレベルでもありません。
この人と特定できる、特徴を挙げられるレベルまで落としこんでいるでしょうか?
マーケティングでよく言われることですが、対象者を鮮明にしないと、
広告が誰にも響かないボンヤリしてしまうものになると言われています。
リスティング広告の場合は特にそうです。
それはリスティング広告がターゲティングに向いた広告であるため、また逆に言えばターゲティングが曖昧だと他の広告より効果が見込めない広告とも言えるからです。
もちろん地域設定や広告を表示させるデバイス設定、広告を表示させる時間の設定は言うまでもありませんが、自分がイメージした、自分の商品やサービスを購入するであろう人が検索するキーワードを設定するため、対象顧客のイメージが不鮮明だと広告文やキーワード自体が不鮮明になり、最悪の場合表示さえされない、表示されても誰もクリックしない、クリックしても響かないため売れない広告になってしまいます。
他の広告は否が応でも多くの人の目に触れますが、リスティング広告の場合検索してもらえなければ、クリックしてもらえなければ、広告を見てもらうことすら出来ないのです。
一方、イメージが鮮明なら”ささる”キーワードを生むことができるため、正にその人だけにつくられたようなプライベート広告に早変わりします。
これがリスティング広告のメリット・デメリットです。
リスティング広告の効果は運用の前の設定段階で決まっているともいえるのです。
リスティング広告に効果がないと言う人はこの対象顧客の設定があいまいでないか確認する必要があります。またまわりにリスティング広告に効果がないという言う人がいる場合、こうした理由が考えられるため、この場合リスティング広告自体の問題ではないこということを覚えておくといいでしょう。(リスティング広告がマッチしない業種である場合もあります)
リスティング広告はただしいマーケティングスキルがあってはじめて意味を成すモノです。出稿の前にはぜひしっかりと時間をとってあなたのお客様は誰か、もう一度考えてみることを忘れないでください。