Web広告といえば、
まず思い浮かぶのは検索連動型広告のリスティング広告ではないでしょうか?
リスティング広告は、
クリックすることで課金されていくシステムですので、
「検索」ユーザー向けに広告出稿できるという効率の良さがあります。
当然ながら、
関心度が高いユーザーへの直接アプローチもできますので、
対費用効果もあると考えられます。Web広告草創期から、
広告費用が安価で効率が良いこともあって、
手軽にリスティング広告を利用していました。
そして、
もうひとつWeb広告で注目しておきたいのが、
ディスプレイ広告です。
ディスプレイ広告は、
検索連動型のリスティング広告のように検索している人への直接アプローチへとは
少し違いますが、検索ユーザーの行動履歴(検索・閲覧履歴)データを
ベースにターゲットにフォーカスしていくことができるWeb広告です。
また興味感心があるカテゴリーや年齢・性別・地域に
セグメントに分けて広告配信できたり、
Webサイトやブログを指定して広告配信したり、
サイトに訪れたターゲットを追いかけて様々なウィブサイトで
広告を表示させるリターゲティング(リマーケティング)機能などがあります。
さらに、インフィード広告、ネイティブ広告など
様々な広告配信方法ができるようになりました。
「広告」は、ユーザーの興味・関心に照準を当て、
その効果を狙っていきます。
ディスプレイ広告は、画像やFlash、動画などによる広告でWebページの一部として表示されます。
以前は、単純な静止画像の広告が主流でしたがFlashによるアニメーション広告、
動画のストリーミング配信によるテレビCM的な広告も出稿されるようになり、
最近このディスプレイ広告が注目されています。
ディスプレイ広告は、
リスティング広告との違いターゲットに対する位置づけが多少異なります。
リスティング広告は「直接的な客」、
ディスプレイ広告は「今後可能性のある客」と言うイメージで、
広告配信するターゲットがそれぞれ違っています。
しかし、
リスティング広告は広告効果の成果に結び付きやすい半面、
潜在顧客の獲得にはあまり向いているとは言えません。
つまり、
ディスプレイ広告に比べて顧客の層が限定されてしまうということです。
無駄なコストをかけずにターゲット層を広げる「ディスプレイ広告」
その点、ディスプレイ広告は、潜在的顧客層にアプローチするため、
幅広いターゲットを確保できる可能性があるということです。
そして、
ディスプレイ広告は、画像による視覚的効果が大きいという、
広告として最大の武器を持っています。
こうした特徴を持ったディスプレイ広告と
リスティング広告とを一緒に実行して、
成果の最大化を図り、効果あるWeb広告の展開をおすすめします。