現代人は一日にどの程度の広告・宣伝に晒されているのでしょうか?
朝起きて、テレビをつけると、CMを見ます。
新聞を開いても、その数割は広告記事です。
通勤時も満員電車に揺られながら、つり革や中吊りの広告を見ながら通勤します。
ターミナル駅ではフライヤーやティシューを配られます。
昼食時、コンビニに行き、雑誌コーナーで立ち読みをすると無数の広告記事を目にします。
執務中もインターネットを利用すれば、リスティング広告やバナー広告を知らず知らずのうちたくさん見ています。
帰り道もまた同じです。
英会話・脱毛・ダイエットなどなど無数の広告が駅周辺、電車内に溢れています。
駅前では今度は飲み屋の呼び込みを受けます。
家につきポストを開けるとDMやフライヤーがたくさん入っていることでしょう。
またテレビを見て広告に晒されます。
さて、昨日目にした広告はいくつあり、あなたはそのいくつを覚えているでしょうか?
あなたは確かに万単位の広告を目にはしていますが、しっかり覚えているものはほとんどないでしょう。
人間は見ているモノのおよそ0.004%しか認知していないと言われています。
広告以外のモノも人は目にしています。
見てはいても、見ていないのです。
仮に目にしたモノをすべて覚えることは人間にはできません。
またそうする必要もないでしょう。
経営者の立場からすると、自分の商品やサービスを覚えてもらうには、
この0.004%になるということを意味するため、
非常にハードルが高いことだということが解ります。
さて人はこの0.004%をどうやって瞬時に判断しているのでしょうか。
自分が認知すべき価値があることは何なのか?
今関心があること、必要なこと。
昨日考えていたこと、昨日言われたことと関係のあること。
リスティング広告とは奇跡のような広告です。
自分に全く関係のないことは人はスルーしてしまいます。
しかしそうであっても通常広告を出したら、
関心がない人しかみていなくてもお金がかかります。
リスティング広告は関心がある人が検索し、やっと表示され、
さらに関心がなければクリックされないため費用が発生しません。
100の中の0.004のために広告費を払うのではなく、
0.004の中のさらに関心が高い人のために広告費を払っているということです。
これは顧客を見つけ出すためのコストが最小限であることを意味します。
行動した人にしか広告を見せることさえしないからです。
広告宣伝の方法は無数にあります。
あなたはどんな方法を選ぶでしょうか。
あなたの広告宣伝は誰かに届いているでしょうか。
伝わっているでしょうか。