広告運用と直接関係ないようですが、
とても関係のある話をします。
それは視野を広く持って、
気を配る習慣が、リアルの世界でできていない人は
広告を運用してもうまくいかないということです。
というのも、そもそもそういったことに気づけないと
ビジネスではお金を稼げないのです。
視野が狭い人、気配りができない人は稼げません。
自分のことだけを考えているということは、
相手が本当に価値を感じるものを見極めたり、
どういったアクションや言葉に反応するかわからないということです。
逆に目の前の相手が今何を考えているか、
何をして欲しいか考えている人は広告運用においても有利です。
広告の運用も結局、
最後は人の目に留まるか、心に響くかが問題です。
しかし自分のことしか考えていなければ、
自分が好きな商品や関心があるサービスに対する広告運用はうまくいくかもしれませんが、
自分とは違う属性の顧客に響く、広告運用はできません。
当然ながらこれは広告だけでなく、サイト作りにも表れます。
高齢者をターゲットにしたビジネスでは、
若年者が考えている以上に購入のしやすさ、
つまり販売サイトが
ユーザーフレンドリーにつくられているかが求められています。
せっかくいい商品やサービスでも、
「買いにくい」というマイナスの価値が介在するだけで
売上につながらないことは多々あります。
そのため多くの成功しているサイトでは、
できるだけ入力項目を減らし、
できるだけクリック数を少なく購入までたどり着けるように考えられています。
こうしたことはなかなか意識しなければできないことです。
しかしありがたいことにインターネットではお手本をすぐに参照することができます。
たとえばリスティング広告の広告文であれば、
自分が出稿しているキーワードで自分も検索してみるとよいでしょう。
そうすれば自分が出している広告文以外にもたくさんの「手本」が出てきます。
もちろん質の低いものもありますが、
結果を出していると判断できる(リンク先のサイトに実績が書いてあるような)サイトの広告文がどのようなっているかはとても参考になります。
そうしたサイトを発見したならば、
広告文だけでなく大まかなサイト設計も参考にできます。
そうした際大事なのは型を丸暗記するのではなく、
なぜそうしているのか、
つまりそれがなぜターゲットに支持されるのかという視点で参考にすることです。
そしてビジネスは心理学です。
日ごろから、あなたの周りの人がどうして欲しいのか考えるクセをつけてみてください。
きっと今よりもっとうまくいくはずです。