あなたは批判されることが嫌いですか?
確かに否定的な意見を聞くことを好き好む人はいないでしょう。
しかし批判をされるようになったということは
「ひとかど」の人になったということを意味します。
しっかりとした知名度や実績がなければ
批判される立場にはなれないからです。
支持率が少し下がると、
非難を受ける総理大臣や政治家。
プライベートでやんちゃをして騒がれてしまう芸能人やスポーツ選手。
もちろんそのすべての言動が許されるものではありませんが、
そのようにメディアに取り上げられ、
非難されるのはその人たちが有名であり、
これまでの一定の実績があるということが根底にあります。
そうした知名度や実績がない人をニュースで取り上げても
何も面白くないからです。
インターネットでビジネスをしていると
これほどまでにインターネットを使ったビジネスが
一般化したとはいえ、
実店舗を構えたビジネスのほうが、透明性があるのは明らかなため、
何の根拠もない批判や非難を受けることがあります。
しかし、気に留めないでほしいと思います。
明らかにコンプライアンス違反や、
使っているプラットフォームのレギュレーションに違反しているのであれば
問題ですが、ほとんどはただの根も葉もないうわさだからです。
むしろ、自分や自分のビジネスも少しは
市場で存在感が出てきたんだと嬉しく思ってほしいものです。
特に2ちゃんねるなどの匿名で書き込める媒体の場合、
人は自分の発言に責任を取る必要がない開放感から
少しだけ大胆な発言をするようになります。
そのため、自分や自分のビジネスの評判を
そうしたところでリサーチする必要は全くありません。
しかし、実際のデータや目の前のお客様からのフィードバックは
しっかり受け止めるべきです。
解析ツールを使ったデータは
あなたのビジネスの定量的評価そのものであり、
目の前のお客様のクレームは
直接クレームをいうというストレスフルな行為をわざわざしてくださった
お客様の本音の愛情だからです。
こうして考えると匿名の批判にも、
直接的なクレームにも
あなたがかみしめるべきメッセージがあります。
もちろんそれぞれのフィードバックをどう生かすかは
あなた次第です。
いずれにせよ、インターネットを使うことで
そうしたあらゆるフィードバックを受けることができるという恩恵を
私たちは受けているということです。
批判されることをぜひ楽しんでほしいと思います。