世の中には当然ながらリスティング広告しかないわけではありません。
インターネット広告という「くくり」で見ても、実は様々な広告があります。
インターネット広告=リスティング広告というわけではないのです。
比較をすることでリスティング広告が優れている面、そうでない点が分かってきます。
この視点は広告を選ぶフェーズでだけでなく、
結果としてリスティング広告を運用すると決めた段階でも役立ちます。
それはリスティング広告はとりわけ運用する側がそのメリット・デメリットを分かっていなければ、ムダが生じる広告だからです。
他を知ることでリスティング広告の運用がさらに効果的に行えるというわけです。
今日、紹介するのはリスティング広告と双璧とも言えるインターネット広告であるアフィリエイト広告です。
アフィリエイト広告はASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)という運営母体に登録することで数多くの紹介者(アフィリエイター)を使って広告宣伝することのできる仕組みを持ちます。
アフィリエイト広告は、実際の成約に結びついたアクションのみに成果報酬を支払えば良いため
成果報酬型広告とも呼ばれており、インターネット広告の中でも費用対効果の高いものになります。
リスティング広告と違うのはアフィリエイターという人を介するという点、
似ているのは広告を出しただけでは基本的にはお金を取られないという点でしょうか。
基本的にはというのはアフィリエイターではなく
ASPに払うお金は必ずかかってしまうからです。
アフィリエイト広告の大きなデメリットでもある点ですが、
ASPに対しては必ず初期費用と月額費用が発生します。
(ちなみにASPは何社も存在します。
リスティング広告と違いグーグルとヤフーだけというような寡占市場ではありません。)
ASPは各社とも同じような料金相場ですが、
アフィリエイト広告に出稿をし、万が一成果が0件だった場合でも
アフィリエイターに対しての費用はありませんが、
ASPに対しては費用を必ず支払わなければなりません。
ここだけを見ると、アフィリエイト広告はリスティング広告の劣化版のようなイメージがあるかもしれません。
しかし本当は使うべき場面も、使い方もまったく違う広告形態です。
両者がそうすれば最大の効果を発揮するか、
次回はアフィリエイト広告のメリット・デメリットにもう少し踏み込んで見ていきたいと思います。その上であなたの広告宣伝のスタイルを決めるのに役立てていただければと思います。