今回はリスティング広告やアフィリエイト広告と同じインターネット広告であるソーシャルメディア広告についてみていくことにしましょう。
ソーシャルメディア広告とは、近年人々の生活に当たり前にあるようになったソーシャルメディア上で広告する手法です。
ユーザーの登録情報を用いることができるため、
高いターゲティング精度を誇る広告手法といえます。
日本国内ではツイッター広告やフェイスブック広告などが主流です。
例えばフェイスブック広告を例に取れば、
絞り込み条件項目が豊富で
自動的に広告の配信先を最適化させる機能が備わっていることにより
ムダな広告表示をすることがありません。
なかでも絞り込み条件は、そもそも条件項目が詳細で
学歴・職歴、交際ステータスや子どもの有無、趣味など細かな条件から選択することができます。
しかもこれらはリサーチする必要はなく、
ユーザーがプロフィールの登録やフェイスブック上での行動により
自動的にフェイスブック側に情報提供しているものを利用できるのです。
また広告出稿料が低料金であることはリスティング広告と同様の魅力です。
多くのインターネット広告に共通するメリットのひとつが参入のしやすさです。
またフェイスブック広告の場合、「つながり」を利用できます。
直接売り込まれるといやな気がしますが、
フェイスブックの場合、○○さんがいいねといっています。
といった形でターゲットの知り合いを利用することができます。
これはリスティング広告にはない魅力です。
一方でデメリットもあります。
フェイスブックは日本人のおよそ4分の一が利用しているといわれていますが、
インターネット利用者のすべてをカバーしているわけではありません。
しかもユーザーの属性はある程度偏っているため、
自分のサービスや商品がマッチするユーザーがそもそもいないリスクもあります。
また出すのは簡単でも運用はそれなりに気を使う必要があります。
出しっぱなしはだめなのはリスティング広告と同様です。
次回はケース別にリスティング広告がマッチする場合と
ソーシャルメディア広告がマッチする場合を検証して行きます。
ぜひあなたの広告宣伝のスタイルを決めるのに役立てていただければと思います。