10年後なくなる仕事・・・
AI化によって失われる仕事について
世間で噂されるようになって久しいのではないでしょうか。
自動化につぐ自動化で本当に人間の仕事はなくなってしまうのでしょうか。。。
確かに同じ仕事を正確に繰り返すという点においてAIに敵うはずがありません。
スーパーやレンタルビデオショップでは自動レジが普及し、
最近では弁護士や公認会計士の一部の仕事も
AIロボットが行うようになったというニュースも見聞きします。
つまり仮想現実の作り話ではなく、実際に現実味を帯びてきているのです。
インターネット広告も一度設定すれば、
その通りに配信するという意味では、
そうした流れを汲んで人の手を離れているようにも見えます。
もしかしたら数年後はもっと簡単に、
もっと手間いらずの配信が可能になっているかもしれません。
しかし本当に効果がある、つまり効率を追求しながら、
利益を最大化するという広告配信が自動で出来るかというとそれは難しいかもしれません。
それは本当の意味で自動化されたプログラムは考えるということができないからです。
パターン認識を超えた思考ができないのです。
もちろん複数のシナリオを読み込み、高速に消費者の行動パターンにあわせて、
広告を表示したりすることはできるようになるはずです。
いまでもその片鱗は垣間見えるのではないでしょうか。
AI化が進んでもなくならない仕事には
「お笑い芸人」「小学校教員」などが挙げられています。
これらは、いずれも人の感情に対応しなければ成り立たない仕事です。
そして「営業職」も無くならないといわれています。
技術的には「モノを勧めて売るだけ」と考えれば、
真っ先にAI化されてもおかしくないかもしれません。
しかし人の心を察知し、その場で適切な売り込みをすることができるという
判断能力、思考能力はAIが追いつかないものと考えられているのです。
これこそが人間の価値です。
そして広告はその価値を見せることのできるツールであり、
そうしなければ成果がでないものです。
思考を放棄しては、なりたたないのが広告。
そうした意味で人間の原点のようなスキルであり、
いつまでも最先端のスキルであるわけです。
そしてインターネット広告は自動化と上手く共存する能力も磨いてくれます。
本当の判断はあくまで人間、
その判断に従った行動はプログラムが行うという棲み分けがきちんとできるかがキモです。
AIに淘汰されない仕事力。
広告を上手く運用できるかで計ってみるのも悪くないかもしれません。